昔からパン作りが大好きだった祖母は、借金してまでプロ仕様のオーブンを購入して近所の方にパンを作って配っていたんです。
「美味しい、ありがとう」と言われるのが嬉しくて…。
そんな祖母は60の時に、どうせなら商売を始めたいと考えたそうです。
そして実際にパン屋をオープンしたんです。
貯金がなかった祖母は借金してお店を開店させました。
最初こそお客さんが入ってくれていたものの、だんだんと減っていったのです。
3年後には、商売が成り立たなくなりました。
お店を閉店しても借金は残っています。
年金だけでは返せる金額ではありません。
子供たちに返済を手伝ってくれるようにお願いしたそうですが、自分の生活にいっぱいいっぱいで返済を手伝ってくれる人はいなかったそうです。
祖母はアルバイトを始めて返済しました。
しかしまだまだ借金は残っているみたいです。
70近い祖母がパチンコ屋の清掃のアルバイトをしています。
なんとか借金地獄から復活してほしいです。